今日も更衣室のような宿で、おはようございます。
本日は主に移動日。
本人達はアップダウンの激しい一日ですが、記事的には平坦です。ご了承を。
彼の体調は、今日も不調。
上陸日には、リゾートわーい!と張り切っていた彼。
離陸日には、もはや「ピピ島」という言葉は彼をげんなりさせる禁句と化しました。
かわいそうに。
宿を10時前にチェックアウト。
ルフィーさんがお見送りしてくれました。
今日も麦わら帽子がお似合いでした。
ルフィー「何時の船に乗るの?」
N(にい)「10時半です。」
ルフィー「え!船15分くらい前で締め切っちゃうかも!」
キャーーーーーー
今日も重いスーツケースを転がして、港に急ぎます。
少し腕がたくましくなってきたような気がします、私。
船着き場に到着。セーフ。
超絶急いでたので、写真は使い回しだよ。
また、あの船に乗ります。
そう、これね。
さて、ここからが第一関門。少し時間を遡ります。
***
ピピ島行きのチケットを買った日。
帰りのチケットも誘導されて買いました。
はい、ここですね。この時のやりとりにこんな事がありました。
受付「帰りはどこまで?」
N&T(たん&にい)「帰りはバンコクにバスで戻る予定です。」
受付「それなら、港に戻ってからアオナンでいいね。ここからバンコク行きでてるし。」
ということで、チケットには『アオナンまで』と書かれました。
(アオナンとはクラビにある観光スポットのビーチだよ)
違うんです。
確かにアオナンからバンコク行きのバスはあるんです。
ただ、私達が予約しているバス。
LIGNITE社のVIPバスは、「クラビバスターミナル」発なのです。
確認・説明、怠りましたーミスりましたーやらかしましたー(-д-;)
ピピ島についてすぐにLIGNITE社に問い合わせたところ、
やはりアオナンには迎えにこれないとのこと。
(このバス会社さんはいつも返答が早くて素晴らしいです!)
***
ということがあったので、乗船前に今一度、確認してみました。
結果、そもそも「バスターミナル行きはやってない」とのこと。
がーん。ってか何それ(-_-)
「タウンまで出ればタクシーがいるから」ってことで、
『タウン』と書かれたシールをぺたりと貼ってもらいました。
さて、お待たせしました。進みます。乗船です。
クラビまでしばしの船旅。
・・・
船ってよく寝れるんですよね。
行きは2時間。帰りは1時間半でした。
問題のクラビ港に到着。
ここね。帰りはタクシーの客引きさんがたくさんいました。
彼らに結構ですと言って回り、タウン行きのミニバス発見。
タウン行きがいっぱいだったので、2回目に来たミニバスに乗りました。
この後どうなるのか。ドキドキです。
30分程走って、「タウン」に到着。
えーーっ、どこにもタクシーらしきもの走ってないよー
荷物も重いし、あっついし、彼は絶不調。
バスから降ろされた私。粘ります。
T(たん)「あの〜バスターミナルにはどう行けばいいでしょうか?」
最大限に、悲しそうな顔をしてみました。
流行の「困り顔」で運転手さんに迫ってみました。
運転手さんが、あっ。って反応して考え始めました。
おっ、効果があったのか。
運転手「ここから25分くらいだよ。二人で150B(約555円)で連れて行ってあげるよ」
T「ぜひ、お願いします!!!!!」
ということで、おそらく彼のポケットマネーになるだろう150Bを支払って、
バスターミナルまで連れて行ってもらいました。
おいしいご飯でもたべておくれ、運転手さん。
にしても、変だ。
ターミナル→港→ピピ島行きはあるのに、
ピピ島→港→ターミナルはないなんて。
私達の勉強不足だろうけども、きっと海外ってこんなもんなんだろう。
バスターミナルに着いたのが13時半ごろ。
ルフィーに別れを告げてからの3時間半の間で、いろんな事を思いました。
ヒヤヒヤ・イライラ・ドキドキ・ぷちハッピー。
ここから第2難関です。
バスの出発時間17時20分まで、ここで待機です。
クラビのバスターミナルは出店が2つほどあって、後は何もありません。
もちろんWifiなんてありません。
ただひたすら、この窓を見つめてボーーーーーーーっとします。
お腹がすいたので、助っ人購入。
出店で大好きなコアラのマーチ買ってきました。(25B)
安定のおいしさ。
タイ風のコアラくんもいたのでしょうが、なんせペコペコで。
気づいたときには空っぽ。次回、確認します。
あー、また暇になった。
ひたすら、ボーーーーーっとします。
ふと上を見上げてみる。あんまり涼しくない扇風機。
!!!
鳥さんの亡がらが入ったまま回ってる。
ギャーーーーーー
風よ、私に吹かないで。
足を伸ばして快適さをはかってみる。
はい、誰かいますね。近寄ってみます。
うちの彼です。
不調なので横になって寝ています。
最近、実は思っている事があるんです。
「彼が現地人にみえる時がある」ということを。
日に焼けて、どんどん浅黒くなっていき、足の裏も真っ黒。
不調で食事も制限してたから、少しこけてきたし、
「現地の人」に近づいてます、日々。
このままどこまで現地化が進むのか、妄想してたら17時になりました。
少し暗くなったかな。
私はこの景色を4時間も見てたんです、ひたすら。
現地人に近づいた彼が、起き上がって戻ってきました。
「よく寝れた」とのこと。
心も近づいてきたかな。
コレに乗ります。まさか〜と少し期待してましたが。
はい、今回もお姉さまガイドさんです♪
今回の方は結構体格はがっしりめでしたが、身のこなしが女子!
テンションも高くて、終始歌うかお客さんと話してました。
かわいらしい。
お菓子とお水とコーラ。あとで豆乳ももらいました。
サービスがすごい。
・・・
出発して3時間後くらい、ご飯タイムになりました。
前回同様、現地の皆さんと現地化してきた彼とご飯食べます。
写真、使い回しですがこんな感じね。
今回は早めだったので、おかゆではなくお米でした。
お米の入った鍋の近くに座ってしまった私。
必然的に給食係になりました。
みなさんに配膳して回ります。
わたしののせたご飯をみんな食べていきます。不思議な光景。
この休憩時間20分しかありません。そそくさ食べて戻ります。
なんという場所だったかはわかりませんでした。
では、おやすみなさい。
・・・
やはり、爆睡とまではいかなかったけど。
寒さと戦いながら、予定時間をおしてバンコクに着きました。(朝4時頃)
当初、「南」バスターミナルの予定でしたが、「北」にも止まるとの事で、
MTR(メトロ)に近い「北」で下車しました。
寝不足、体調不良の中、また試練がやってくるのです。
たん